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風邪と鍼灸

風邪にかかるのは太極拳や鍼灸を生業にしているものとしては避けるべきというのがある。

ただ、単純に風邪にかかるのが恥だと考えるのは短慮というものだろう。

風邪にも種類があり、長引いたり短かったりこのツボが効く、効かないというのもまたあるのだ。

個人的にはこの辺りの分類は八卦的な病の分類(病期ではなく)が必要になってくるだろう。

一般的な風邪は陽明経に侵入することが多く、この場合、合谷の灸や陽経の列缺の鍼が効果的だ。

上手くいけば症状を出さずに治癒まで行ける。

ただ、少陽経に侵入し高熱が出るケースはなかなか時間がかかるケースが多い。

高熱で寝込み耐えがたい頭痛が出るケースもある。

風邪の場合皮膚のざらざら感、つっぱり感が出る。

少陽経の反応点、外関が特に多く、基本的にはお灸をする。

少陽経の風邪は高熱の後、寝込む事が多いがヘタをすると1ヶ月かかることがある。

陰の気の損耗もあると熱が収まりづらいので正気を補い、邪も祓わねばならない。

基本的にはここまでダメージがあると諸々の損耗が激しいのでまずかからないようにしなければならない。

その為には、手洗い、うがい等の対策と強い体作りが必須といえよう。

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